人を知る 19歳でラインを1つ任された。いまは3つのラインを担当して仕事を楽しんでいます。人を知る 19歳でラインを1つ任された。いまは3つのラインを担当して仕事を楽しんでいます。

技能 2009年入社 中川 拓哉 吉祥院工場 技能

interview01

みんなとっても仲がいいんです。
楽しく働いています。

高校を卒業してパーカー加工に入社しました。工場見学に行った時に働きやすそうだと感じました。こっちは高校生なのに、みなさんにちゃんと挨拶してもらいました。実際に入社してからも、あの時に感じた親しみやすさは変わりません。みんなとても仲が良くて、毎日楽しく働いています。
表面処理という仕事について、最初は何も知りませんでした。でも、先輩に指導していただいて、任された部品の表面処理を1人でやれるようになりました。時間とか、液の濃度、部品の並べ方で、表面処理の仕上がりが微妙に変わってきます。その変化に敏感になって、いつでも同じように仕上げられるようになるまでに3ヵ月ほどかかりました。これからはもっといろんな部品を担当出来るようにがんばりたいと思います。

どんどん仕事を任せてくれる
のが、うれしいですね。

パーカー加工なら、実力次第でどんどん仕事を任せてもらえると思います。私自身はまだまだ新人なので、ひとつのことをしっかりやることが最優先。でも、自分の担当している仕事が終わったら、先輩たちの仕事を手伝わせていただいています。その時、いろんなことを先輩たちが教えてくださるので、とても勉強になります。
これから後輩が入ってきたら、私もいまの先輩たちのように優しく指導したいと思います。そのためには、様々な表面処理をもっと経験してもっと知識、技術を磨かなければと思います。

「焦ると急ぐは違うんだ」
という言葉がわかってきました。

私が入社したばかりの頃、段取り通りに仕事が進まず、慌てふためいていたことがありました。そんな時、ある先輩が優しく、こう言ってくださいました。「焦ると急ぐは違うんだよ」と。当時は正直、よく分かりませんでした。そう言われても、ただ、なんとか目の前の仕事を早く終わらせてしまおうとしていましたね。でも、あれから約1年経って、ふっと分かる瞬間があったんです。
失敗を怖れて、とにかく何とかしようとしている内は、逆に焦りでリスクが増してしまう。そういうときこそ、焦らずに落ち着いて状況を見て、仕事を正確に進めないといけない。それが分かった瞬間、先輩は自分に成長のチャンスをくれたんだな、と嬉しくなりました。